2009年 8月 3日 (月)
企業誘致について
by 清田哲也
先週、東京に行った折に、大分県東京事務所を訪ねました。企業誘致担当の小野次長さんと、お話させて頂いた中で、すごく恥ずかしい思いをしました。ここで書くかどうか迷いましたが、皆さんと共有しておきたいという思いが強くありますので書くことにしました。企業誘致が盛んに叫ばれる中、なぜ、これといった成果が佐伯はないのか、その明確な答えが二つあります。ひとつは、大入島の反対運動です。大入島の事業そのものではなく、ここに暮らす私たちの気質の問題です。見知らぬ土地に進出する企業側から見れば、激しい住民運動は脅威です。労働力調達にも不安を覚えます。もう一つ、土地代。県内の他市町村の工業用地の売買価格の中でも高い水準での価格設定になっています。(門前の工業用地です)企業誘致を成し遂げるにはまず、県内の他の市町村との競争があります。それから、企業への売り込みです。高速が開通したとはいえ、空港から遠く、反対運動が盛んで、土地も高く、教育問題も・・前途は多難です。
しかし、逆に言えば、答えは明確なわけですから、これらを解決し、佐伯の風土にあう企業に的を絞っていけばよい結果が得られるはず。千里の道も一歩から、頑張ります!!
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