視察報告

西尾市役所内の公園。涼しいミスト発生中！！ 西尾市庁舎です。

　西尾市（愛知県）、篠山市（兵庫県）、向日市（京都府）の３箇所に行ってきました。西尾市は市庁舎新築に関してと5S運動に関して伺ったんですが、まず庁舎、意外と安くできています。機能的でシンプルで、付近の町村との吸収合併を控えていることから、現在の職員数より増員を想定したであろう広々とした造りさらに市民のふれあいの場になるべく夏でも涼しいミストのでる公園、備品購入から全ての経費をいれても７０億。佐伯も同じ手法でやれば算定段階での概算56億が４０億くらいで納まるような感じです。市民感情という点では財政事情が違うのであまり比較できないと思いました。篠山市は合併のモデルといわれた自治体ですが、財政が行き詰まり、かなりハードな行財政改革を実行中で、これからは再生のモデルを目指して頑張っています。ちなみに下水道普及率は100％、水洗化率も97％を超えているんですけど、造ったことによる負担は重いと担当課長がおっしゃっていたのが印象的でした。投資的経費は合併後最大１４４億だったのが今年度は１２億、来年度以降は５億となっていたのにはビックリしました。向日市は、約7.7ｋｍ2に５．５万人が暮らす京都府1位の人口密集の街です。川幅を拡幅することができず水害に苦しんでいました。そこで地下水路トンネルを造り水害から街を守っています。それとおもしろいなあと思ったのが、議員２４人中共産党の議員さんが８人もいることでした。まだまだたくさんありますが、スペース限られていますのでまたの機会に！！