2011年 1月 24日 (月)
住民投票その4
by 清田哲也
中心市街地、特に大手前開発に関する多くの疑問は、なぜ今になって50億もかけて整備するのか? それでどうやって活性化になるのか?といったところに集約されるのではないかと思います。
確かに、大手前に建物が出来たからといって劇的に人が集まったりはしませんよね。維持費だって相当なもんでしょうし、少子化で人口も減ってるし、高速道路のおかげで福岡も近いし、ネットでも色々安く買えるし・・
だから、今、何もしなくていいんだろうか?20年前これだけ景気が低迷し、民主党が政権与党になることを誰が想像できたでしょうか?
真逆の発想ですけど、少子高齢化だからこそ、中心市街地の再整備が必要だとも言えないでしょうか?全体人口は減りますけど、高齢者人口は激増し、日常生活を潤滑に送るためには必然的に旧市内への移住が増加します。実際にそのような状況に備えた再開発を行っている自治体もあります。評価はすぐにはできません。僕らの子どもが大人になったときに、あの時やっといてよかったねといわれるまちづくりを今やろうとしているんだと思います。
僕としては、文化会館の併設が出来ないというのが残念でなりませんが、十分な時間をかけ、市民に対する周知も行ってきていますのでベストではないがベターな計画であると思っています。
つづく
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