佐伯モデルを作りたい。これが私の思いです。
福祉にも様々な福祉があります。一般的に言われるのが老人福祉です。しかし、福祉というキーワードは、老人だけに限ったことではありません。
現在の福祉制度は、国が作ったものをほぼ100%地方が受け入れているのが現状です。行き過ぎた部分も、逆に、不足している部分もあります。本人はもちろんですが、このアンバランスの狭間で苦しむご家族も多数いらっしゃいます。
この、アンバランスを矯正するには、地域に根ざした制度を作ることが必要なのです。医療も同じです。都市部との医療格差をなくす、または、少しでも埋める努力が必要です。
幸いなことに、佐伯市は、比較的整備の整った大きな病院がいくつかあります。これは、近隣市町村に比較しても大変恵まれたことです。これら、県南のリーディングホスピタルと、行政が協力関係を築けば、様々な医療、福祉施策が実現可能になります。
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